昨日はマイルス・デイヴィスの誕生日だったそうで。

いいタイミングなので大好きなアルバムを紹介。初めてのジャズのアルバム。


MILES DAVIS『KIND OF BLUE』



マイルスといえばジャズの帝王な訳ですが、『カインド〜』はジャズアルバムの頂点と相成ります。
ドコをとっても隙がない、完璧としか言いようの無い、未だに売れ続けてる驚異的なアルバム!

このアルバムの有名な話はA面のピッチ問題ですよね。A面のピッチが僅かに狂ってる。(少し音程が高くなってる)
現在売られてるCDはしっかり修正されてるのでご安心を。

でも、音感のいいマイルスその他メンバーがチェック時にそのピッチの変化に気付かないはずが無い!
気付いていたけど、そっちの方がいいと判断してピッチの狂ったままで発売しちゃったんじゃないかというのが、現在の定説です。
なので、マニアの方はアナログレコードをお買い求めください(^o^)

ただ最高、完璧、驚異的なレコードと言いつつ、いざ聴いてみると普段ジャズを聴き慣れてない人にとってはアートブレイキーやソニークラークのような分かりやすさが無いので、ある意味危険です。

おんなじような演奏がずっと続いてるだけように聴こえかねない...
(まあそう言われるとそうかも知れんけど...)

チョロっと聴いて、「ふ〜ん」で終わりかねない...

イヤ、それではイカン!
我慢してでも聴き続けて下さい。
絶対ハマるから!!
(って誰に向かって言ってるかもよくわからんが)

年に数回は無性に聴きたくなって我慢出来なくなる、そんなアルバム。
こいつはマジ一生モンです。